外国人の「留学ビザ」から「就労ビザ」への切り替えガイド

目次

  1. はじめに:なぜ切り替えが必要なのか
  2. 留学ビザと就労ビザの違い
  3. 就労ビザへの変更条件
  4. 必要書類と申請の流れ
  5. よくある不許可事例と対策
  6. まとめ:企業と本人の準備が成功の鍵
  1. はじめに:なぜ切り替えが必要なのか
    日本の大学や専門学校を卒業した外国人留学生が、日本企業で働くためには、「留学」ビザから「就労」ビザへの在留資格変更が必須です。卒業後も留学ビザのままではフルタイム勤務は認められず、企業側も採用時にこの切り替えを前提とした準備が必要です。
  2. 留学ビザと就労ビザの違い
     留学ビザ(在留資格:留学):日本の教育機関で学ぶことを目的とした資格。アルバイトは週28時間まで。
     就労ビザ(例:技術・人文知識・国際業務):専門的な知識やスキルを活かして働くための資格。正社員としての勤務が可能。
  3. 就労ビザへの変更条件
    以下の条件を満たす必要があります:
     卒業見込みまたは卒業済みであること
     専攻内容と職務内容が関連していること
     雇用契約が締結されていること
     企業が安定した経営状態であること
     申請者が法令違反をしていないこと(例:資格外活動の超過など)
  4. 必要書類と申請の流れ
    留学生本人が用意する書類
     在留資格変更許可申請書
     卒業証明書または卒業見込み証明書
     履歴書・職務経歴書
     在留カード・パスポート
    企業側が用意する書類
     雇用契約書(労働条件通知書)
     会社概要資料(登記事項証明書、決算書など)
     職務内容説明書
     事業計画書(必要に応じて)
    申請の流れ
    内定・雇用契約締結
    必要書類の準備
    地方出入国在留管理局へ申請 審査(1〜2か月)
    許可後、在留カードの更新
  5. よくある不許可事例と対策
    不許可事例:
     専攻と職務内容が一致していない(例:経済学専攻→調理業務)
     雇用契約が不明確、給与が低すぎる
     企業の経営状態が不安定
     留学中に資格外活動の違反歴がある
    対策:
     職務内容を専攻に合わせて明確に記載
     雇用契約書の内容を労基法に準拠させる
     企業側の財務資料を整備
     過去の違反がある場合は理由書を添付
  6. まとめ:企業と本人の準備が成功の鍵
    留学ビザから就労ビザへの切り替えは、本人の学歴・職務内容・企業の体制がすべて揃って初めて許可されます。札幌でも、採用企業と留学生本人が連携して準備を進めることが、スムーズな切り替えのポイントです。
    佐々木法務事務所では、申請書類の作成から企業側のサポート体制の整備まで、留学生の就労ビザ取得を丁寧に支援しています。卒業前後の申請をご検討の方は、ぜひご相談ください。
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